レターパックで信書を送る方法|
郵便・レターパックで信書便を送れる!
目次
信書は、レターパックを利用して送ることができます。送り方には規定があり、これを守らないと罰則が科せられる可能性がありますのでご注意ください。
この記事では、主にレターパックを使用した信書の送り方、その他の信書の送り方についても総合的にご紹介いたします。
※特段表記がない場合は税込価格です。
信書を早く・手軽・確実に送るなら
レターパックが便利
信書を送る際には、レターパックが便利です。レターパックには追跡サービスがあり、配送記録も残るため、安心して送ることができるからです。
また、レターパックにはレターパックプラスとレターパックライトの2種類があります。
A4サイズ、重量4kg以内、厚さ3cm以内の場合、レターパックライトを使用することがおすすめです。
レターパックライトの発送料金は全国一律430円です。また重要な文書を送る際には、対面でお届けされるレターパックプラスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
信書とは
信書とは、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」のことです。
具体的には、下記表に記載のあるものが信書に該当します。
信書に該当するもの
- 書状
- 請求書の類
- 【類例】納品書、領収書、見積書、願書、申込書、申請書、申告書、依頼書、契約書、照会書、回答書、承諾書、◇レセプト(診療報酬明細書等)、◇推薦書、◇注文書、◇年金に関する通知書・申告書、◇確定申告書、◇給与支払報告書
- 会議招集通知の類
- 【類例】結婚式等の招待状、業務を報告する文書
- 許可書の類
-
【類例】免許証、認定書、表彰状
※カード形状の資格の認定書なども含みます。 - 証明書の類
- 【【類例】印鑑証明書、納税証明書、戸籍謄本、住民票の写し、◇健康保険証、◇登記簿謄本、◇車検証、◇履歴書、◇給与支払明細書、◇産業廃棄物管理票、◇保険証券、◇振込証明書、◇輸出証明書、◇健康診断結果通知書・消防設備点検表・調査報告書・検査成績票・商品の品質証明書その他の点検・調査・検査などの結果を通知する文書
- ダイレクトメール
- ・文書自体に受取人が記載されている文書 ・商品の購入等利用関係、契約関係等特定の受取人に差し出す趣旨が明らかな文言が記載されている文章
信書に該当しないもの
- 書籍の類
- 【類例】新聞、雑誌、会報、会誌、手帳、カレンダー、ポスター、◇講習会配布資料、◇作文、◇研究論文、◇卒業論文、◇裁判記録、◇図面、◇設計図書
- カタログ
- 【類例】◇専ら街頭における配布や新聞折り込みを前提として作成されるチラシ、◇店頭での配布を前提として作成されるパンフレットやリーフレット
- 小切手の類
- 【類例】手形、株券、◇為替証券
- プリペイドカードの類
- 【類例】商品券、図書券、◇プリントアウトした電子チケット
- 乗車券の類
- 【類例】航空券、定期券、入場券
- クレジットカードの類
- 【類例】キャッシュカード、ローンカード
- 会員カードの類
- 【類例】入会証、ポイントカード、マイレージカード
- ダイレクトメール
-
専ら街頭における配布や新聞折り込みを前提として作成されるチラシのようなもの
専ら店頭における配布を前提として作成されるパンフレットやリーフレットのようなもの - その他
- ◇説明書の類(市販の食品・医薬品・家庭用又は事業用の機器・ソフトウェアなどの取扱説明書・解説書・仕様書、定款、約款、目論見書)、◇求人票、◇配送伝票、◇名刺、◇パスポート、◇振込用紙、◇出勤簿、◇ナンバープレート
◇印は総務省における個々の相談において判断された事例です。
信書を規定の送付方法以外で送付すると以下の罰則が科せられます
一項 第四条の規定に違反した者は、これを三年以下の懲役又は三百六万円以下の罰金に処する。
二項 前項の場合において、金銭物品を習得したときは、これを没収する。既に消費し、又は譲渡したときは、その価額を追徴する。
レターパックの効率的な
送り方
レターパックで効率的に送るおすすめの方法は以下の通りです。
・最寄りの郵便局やポスト(コンビニエンスストア設置ポスト含む)で投函する
・追跡サービスを利用する
・後払い精算する
詳しく説明します。
- 宛名を印字してもらう
- 最寄りの郵便局やポスト(コンビニエンスストア設置ポスト含む)で投函する
- 追跡サービスを利用する
- 後払い精算をする
宛名を印字することで、多くの郵便物を送る際、事務作業が大幅に軽減され、書き損じもなくなり、業務効率アップが期待できます。日本郵政グループのJPメディアダイレクトが運営するレターパックダイレクトWeb販売サイトでは、印字済みのレターパックを購入することができます。注文は200枚から可能で、定期購入もできるため、在庫切れの心配がありません。
最寄りの郵便局やコンビニエンスストアの店内外にあるポストで手軽に郵便物を投函できます。
(ただし、一部のポストやコンビニエンスストアは非対応の場合もあります)
荷物に厚みがあってポストに収まらない場合は、郵便局の窓口に持参していくことで確実に発送できます。
また、レターパックプラスを利用すれば、集荷も可能です。ポストへの投函が難しい場合でも、会社や自宅での集荷サービスを利用すれば、投函にかかる手間や時間を節約できます。
発送方法を選ぶ際は、追跡サービスが利用できるものを選ぶと安心でしょう。
追跡サービスを使うと、郵便物の配達状況が確認でき、届け先での受け取り完了の可否を確認する手間が省けます。
レターパックを使えば、追跡サービスを利用することができます。
法人の場合、後払いでの精算なら支払い手続きは後日にすることができます。
購入のたびに現金払いすることが面倒と感じている方におすすめです。
レターパックダイレクトWeb販売サイトでは、JPメディアダイレクトがレターパックを代理購入し、レターパック代金と作業費、発送費と合わせてご請求する、後払い請求が可能です。
信書の送り方についてのQ&A
信書の送り方についてよくある質問をまとめました
- 信書をゆうパックで送れる?
- 信書を送付することができないサービスはありますか?
下記のサービスでは信書を送付することはできません。
(ただし送付物に関する簡単なあいさつ状、請求書等の無封の添え状や送り状は同封することができます)
下記のサービスでは信書を送付することはできません。
(ただし送付物に関する簡単なあいさつ状、請求書等の無封の添え状や送り状は同封することができます。)
・ゆうパック
・ゆうメール
・ゆうパケット
・クリックポスト
送付物が信書であるか否かに疑義がある場合は、封被と見本を添えて、事前に差出局へご相談ください。
差出時に信書に該当することが判明し、代わりに信書を送付することができる郵便物として差し出していただく場合には運賃・料金が変わるほか、封被の表記を変更していただく必要があるなど、予定されたとおりに差し出していただくことができなくなりますので、特に大口のお客さまにつきましては、余裕を持った事前の確認をお願いいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
制限はありますが、信書はレターパックで送ることができることがおわかりいただけたかと思います。
レターパックは、最寄りの郵便局・コンビニエンスストア・インターネット上で購入すれば、荷物を入れて宛名を書き、ポスト投函または郵便局の窓口に出すだけで手軽に配送できますし、追跡サービスもあるため重要な荷物の発送にも適している非常に便利なサービスです。
レターパック数枚程度の購入で十分な方は、最寄りの郵便局またはコンビニエンスストアで購入していただければよいでしょう。
日頃からレターパックを利用する方や法人の方は、大量購入/定期購入ができる、レターパックダイレクトWeb販売サイトでの購入がおすすめです。